これはベストセラーになると思いました。「透明感のある」文章でついうかうかと読み進めて分かった気になるのですが、描写のエッジがうすい分、あれ、いまどこにいるんだっけとか、どこの話だっけ、と読み返すことにはなったが、透明感がある小説なので仕方ない。下手に写実的な描写が入っていたら平凡になっていたかもしれないのでこれはこれでいい、としか言いようがない小説でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
4 現代小説
- 感想投稿日 : 2019年4月9日
- 読了日 : 2019年4月9日
- 本棚登録日 : 2019年3月25日
みんなの感想をみる