新装版 三国志(一) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年10月15日発売)
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本棚登録 : 592
感想 : 49
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秘本三国志が面白かったので、今度は王道の方の三国志。
文庫カバーで作者の生まれ年を見て衝撃。
吉川英治って100年以上前に生まれた人ー!?嘘だー!司馬遼太郎と同じ位の人だと思っていたのに…え、てか司馬さんっていつの人よ?
慌てて「し」の棚に行って「燃えよ剣」を手に取ると、司馬遼太郎は97年前に生まれた人だった。30年くらい後に生まれた人なのね。そしてついでに「燃えよ剣」をぱらぱらめくると、解説が「秘本三国志」の作者・陳舜臣だった!
色々な人の三国志があるが、何か因果を感じた吉川三国志を読むことにした。

まだ1巻なので感想はほどほどにしておくが、劉備が日本人っぽい。戦いの場面も武将たちが侍っぽくて日本的。吉川英治が書くとこうなるのかー。もはやどれが正解もない古典なので、気に入った作品を自分にとっての三国志としよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2020年2月22日
読了日 : 2020年1月11日
本棚登録日 : 2020年1月27日

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