鬼はもとより (文芸書)

著者 :
  • 徳間書店 (2014年9月10日発売)
3.80
  • (25)
  • (61)
  • (39)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 316
感想 : 44
4

前半は、主人公・奥脇抄一郎が藩札掛として、成長して行く話。後半は、藩札万指南役として、北国の貧しい小藩・島村藩の経済立て直しを、三年の期限ではかる物語。前半では、抄一郎のどうしようもない姿が目立つが、後半の活躍はとてもカッコいい。また、島村藩の執政兼藩札掛・梶原清滝の生きざまが凄かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2023年6月28日
読了日 : 2023年6月26日
本棚登録日 : 2023年6月18日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする