前半は、主人公・奥脇抄一郎が藩札掛として、成長して行く話。後半は、藩札万指南役として、北国の貧しい小藩・島村藩の経済立て直しを、三年の期限ではかる物語。前半では、抄一郎のどうしようもない姿が目立つが、後半の活躍はとてもカッコいい。また、島村藩の執政兼藩札掛・梶原清滝の生きざまが凄かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2023年6月28日
- 読了日 : 2023年6月26日
- 本棚登録日 : 2023年6月18日
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