マリアのパズル好きな祖父の遺した宝探しのため、江神部長とボク有栖川有栖と有馬マリアは嘉敷島へ渡る。そこでまっていた事件とは。
孤島・別荘・いわくありげな客人たち。
もうここで惨劇が起こることは決定的なので(だって本格推理小説ってそういうものだから!)すっごい構えて読んでるんですが、すいません、途中からまたしてもなぞ解きを放棄しました。(激白)
細かくアリバイや物的証拠などをメモしてありえないコトをつぶして、論理的に探ろうとは思ったんですよ?
でも、できなかった。なぜなら通勤電車で読んでいたから。
これは秋の夜長にお布団の上で足をバタバタさせながら、じっくり読むべきものです。これからの方は是非そうしてください。季節もちょうどよいし。
舞台装置は雰囲気満点、ロジックも見事でした。
途中に「読者への挑戦状」だってあるんです!
再読しようと思います。(決意が早い)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
まじめな本
- 感想投稿日 : 2021年9月17日
- 読了日 : 2021年9月17日
- 本棚登録日 : 2021年8月4日
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