もうこれは星5では全然足りない!
星10つけたいくらい最高だった。
私が1番好きなのは「没入感が高くて、小説ならではの非日常を感じられて、読んだ後に考えさせられる本」なんだけど、この本はまさにドンピシャど真ん中だった。
SFミステリーが好きなのかもしれない。
数ページ読んだだけで周りの音が一切聞こえなくなり、完全に作品の中に入ってしまうくらい危険なほどの没入感の高さ。
最初から最後まで無駄が一切ない。
文章が上手いので自分もバーチャルゲームの中にいるみたいになる。
今までで最速の一気読みで、読んだ後は色々考えてしまって眠れなくなった。
また寝不足だ。
1989年に書かれたもので、作家さんの先見の明に驚いた。
今読むからこそ、この本の怖さがわかる。今読んでもバーチャル技術に古さを感じなかった。
次は『そして扉が閉ざされた』を読みたい。
こんなに好きな本に出合わせてくれた皆さんの本棚に感謝します!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2024年4月11日
- 読了日 : 2024年4月11日
- 本棚登録日 : 2024年4月11日
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