ある歴史書の一部にあったものを手がかりに、淡々と物語を進める。
似た作品に同氏は『破船』を描いているが、個人的には『破船』の方が、切迫感・緊張感があり、読み応えがあった。
しかし、こちらの『朱の丸御用船』は、淡々と物語を描いているので、それだけ、ノンフィクションの歴史物語を読んでいる印象を受けた。
結末も淡々とした筆致で素晴らしい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年4月17日
- 読了日 : 2018年4月17日
- 本棚登録日 : 2018年4月13日
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