鳥を中心にした小動物に対する百閒先生の、愛情にあふれる…、というか、熱が入りすぎたかと思えば、急に醒めたり、と、まあ、何と言うか…。不思議な随筆集である。
愛でる気持ちと、その真逆の気持ちが表れる、人間の矛盾性。
「魚の死ぬのを上がると云い、小鳥の死ぬのを落ちると云い」。
鶏の鳴き声がうるさい。二階の書斎にいて我慢していてもあまりに騒がしいので、癪に障り、わざわざ庭に出て棒で追い出す始末。余計に鳴き声が激しくなるwそして余計に頭にくるwww
このエピソードは、百閒先生の姿が思い浮かぶ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年9月13日
- 読了日 : 2019年9月13日
- 本棚登録日 : 2019年9月6日
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