阿呆の鳥飼 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社 (2016年5月25日発売)
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感想 : 1
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鳥を中心にした小動物に対する百閒先生の、愛情にあふれる…、というか、熱が入りすぎたかと思えば、急に醒めたり、と、まあ、何と言うか…。不思議な随筆集である。

愛でる気持ちと、その真逆の気持ちが表れる、人間の矛盾性。

「魚の死ぬのを上がると云い、小鳥の死ぬのを落ちると云い」。

鶏の鳴き声がうるさい。二階の書斎にいて我慢していてもあまりに騒がしいので、癪に障り、わざわざ庭に出て棒で追い出す始末。余計に鳴き声が激しくなるwそして余計に頭にくるwww
このエピソードは、百閒先生の姿が思い浮かぶ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年9月13日
読了日 : 2019年9月13日
本棚登録日 : 2019年9月6日

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