吉田浩美さんと吉田篤弘さんご夫妻の本棚です。
読んでいない本も沢山あると書いてあって、そうなるよねと思います。
読まなくてもその本が本棚にあることが重要だという考え方にも同意します。
読もうと思いながら、なかなか読めない本が気になるのも同じです。
私にとっては「ゲーデル・エッシャー・バッハ」がそんな本です。(読み切れない、のでチョット違うかな)
[森の奥の本棚]
年に1回あるかないか、音楽でも聴きながら本を読むしかすることがない森の奥に行くとする。
そこの本棚に何を置くか。BGMのクラシックのCDは何にするか。
こんなことを考えるのは贅沢な時間の使い方だが、今の自分の興味が整理できていいかも。
吉田浩美さんの感想が分かり易い。
「なにこれ?」に続き「最高!」とくれば、完全にツボにハマった本だ。
岸本佐知子さんの「気になる部分」、三浦しをんさんの「しをんのしおり」の感想が「なにこれ、最高」だと知ってなぜか嬉しい。
パラフィン紙のブックカバーが付いたままの本を見つけた。おお懐かしい。随分と昔から自分の本棚にはない。
[いつの日かの本棚]
吉田篤弘さんの本が沢山並んでいる。こんな本も出してたのと思いきや全部実在しない本でした。
「ZZZ」なる同人誌も実在しないのですが、「罪と罰を読まない」に姿を変えて陽の目を見ました。
中が真っ白な本。「一定の時間が経つと可視化する特殊インクで本文が刷られている」ことになっている。
ヨシタケシンスケさんの「あるかしら書店」に行けば買えるかもしれない。
[吉田篤弘の本棚] [クラフト・エヴィング商會の本棚] は本物です。2011年までの著作が並んでいます。吉田音の存在は初めて知りました。
電子書籍には背表紙がない。背表紙ばかりの本棚の本。紙の本だからこその世界。本という「もの」を感じることができる本です。
- 感想投稿日 : 2022年4月28日
- 読了日 : 2022年4月28日
- 本棚登録日 : 2022年4月18日
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