大きな木のような人 (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社 (2009年3月19日発売)
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本棚登録 : 820
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植物が大好きで、毎日のように植物園に通い絵を描く子(さえら)と植物園の人達とのお話。
途中この植物園で研究をしていたソフィーが登場し、さえらに「わたしの植物図鑑、見る?」と語りかけます。
さりげない一コマですがグッときます。「ルリユールおじさん」を先に読んでいて良かった!

54ページの中に68種類の植物が描かれていたのには流石に気が付きませんでした。
最後のページは、さえらが育てていた枯れたひまわりの絵。
でも、この絵がとてもいいんです。来年咲くための種がいっぱいつまっているから。

余談ですが私も時々植物園に行きます。
見せるための人手を加えていない以下の2か所が好きかな。
行く目的の半分は、どんな鳥に会えるかですが(^^♪
今度行く時は、もっと草木をちゃんと見なくては!
・国立科学博物館附属自然教育園(白金台)
・東京大学大学院 理学系研究科附属植物園(小石川植物園)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: *いせひでこ
感想投稿日 : 2020年1月3日
読了日 : 2020年1月3日
本棚登録日 : 2019年12月1日

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コメント 2件

nejidonさんのコメント
2020/01/04

kazuさん、こんにちは(^^♪
懐かしさに思わずポチしました。
私の古い古いレビューも(笑)見つけて下さってありがとうございます!
読書ブログに載せていた記事をそのままコピペしたもので、あまりの
拙さに自分でも笑ってしまいました。(でも添削はしませんが)
小石川植物園はよく行きます。寺田寅彦さんも行っていたところで、
それを知ってからなお一層行くようになりました。
また興味深い本に出会いましたら教えてくださいね。
今年もよろしくお願いします。

Kazuさんのコメント
2020/01/04

nejidonさん、こんにちは。
正月休みになって、「愛なき世界」とこの本と、立て続けに植物が大好きな人達の物語に浸ってホッコリしています。
実際に植物園に行くとなぜか空気が違うように感じますよね。
光合成のおかげで酸素密度が違うせいかなと思ったりします。
今年もレビューを拝見させてもらいますので、よろしくお願いします。

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