2022/07/27 読了。
感想は某所のブログで書いたものの再掲です!
・7月18日に読み始め、27日に読み終えました。
・三浦しをん……
・愛ですね。めちゃくちゃ愛の話でした。嬉しい~~~。
・前作の『まほろ駅前多田便利軒』で依頼者だったりちらりと関わってきた人が主人公になっている短編が何本か入っていて、どれもこれも良かった。「岡夫人は観察する」が一番好きかも。
・「そして生活は続く」というコンセプト(?)の話が好きなんだわな、結局…… 生活の話が好き!
・「菊子は行天に会って、策略と駆け引きを知った。つまるところ、恋を知ったのであった。」という一文があるんだけど(ここの"行天"は"行天春彦"ではなかったりする)、ホウ恋とは策略と駆け引き…… と思って、また知識が増えた。
・三浦しをんさあ、なんでこんなに愛の話描くのがうまいのかな? 三浦しをん、『愛なき世界』の単行本出したときに朝日のインタビューで恋愛の定義を聞かれたときに「まぐわいたいと思うか否か」と言っていたのだけど(2018年のインタビューだから今はどうか知らない)、私が好きな三浦しをんの愛の話って、ほとんど肉体関係にないんだよな。まあこれは「恋愛」の定義であって「愛」の定義の話じゃないんだけども……
・でも作品内で明確に「恋愛」が絡んできたものはみんな肉体関係持ってたかも。『愛なき世界』はそもそもくっついてないので除外。
https://book.asahi.com/article/11917176
・↑これ。
・あと多田さあ!!! 前作もそうだったけど行天にやさしいこと言ってあげて!!! この前も思ったこと口にも行動にも出さないで当たり障りないこと言った!!!!
・でもその当たり障りないことだったり、柔いところにガッチリと触れないところが行天にとっては大きな救いなのかもしれませんね。
・助けてください、三浦しをんさん。
- 感想投稿日 : 2022年7月28日
- 読了日 : 2022年7月27日
- 本棚登録日 : 2022年7月28日
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