僕とポーク

著者 :
  • マガジンハウス (2007年12月6日発売)
3.56
  • (58)
  • (72)
  • (144)
  • (15)
  • (4)
本棚登録 : 653
感想 : 101
4

幼い頃、主人公はどうしても食べ残してしまうものを、世界の貧しい子供たちに分けて
あげようと考えますが、母親に、「送るまでで腐ってしまうから、無理よ」と諭されるものの、
それなら、ブタに残飯をあげて、成長させて、その豚肉ごと世界の貧しい子供達に分けて
あげればいいのではないかと考え、近くの養豚場のブタに残飯をあげ始めます。
でもやっぱり情がうつり、大きくなったブタを殺して豚肉になどできません・・・・

一見ほのぼの系な作画から繰りだされる、少しシュールでブラックな展開が
いい味だしてます。
かつ、あくまでも、うっすらと、生とはなんぞや?ということを考えさせてくれる作品です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガとラノベ系
感想投稿日 : 2009年4月21日
読了日 : 2009年4月21日
本棚登録日 : 2009年4月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする