小説には二種類あるんじゃないかって考えている。
「面白い話」と「どうでもいい話だけど面白い」って二つが。
西尾作品は、というか化物語系は後者で、なんか大したことはやっていなように見えるんだけど面白い。って凄い小説。
本作もどちらかと言えばやる気がない主人公が色々と巻き込まれていくって話なんだけど、他の話に比べれば、阿良々木君が主体になっていく話。日常ミステリー風な展開は、世界観としてはクローズドでありながらも、どうなるんだろう? って興味を惹かせられながら読み勧められる。
万人におすすめか? って言われれば疑問かもしれないけど、面白い話ではあると思う。少なくとも自分にとっては。
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カテゴリ:
小説(ライトノベル)
- 感想投稿日 : 2020年7月12日
- 本棚登録日 : 2020年7月12日
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