秀吉とおね

著者 :
  • 講談社 (1995年12月1日発売)
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本棚登録 : 5
感想 : 1
4

おねねさまがひたすらに可愛かった・・・! 沢口おね並の可愛さ。

語彙力がない上に興奮しすぎて本の良さが伝えられないのがとてももどかしいのですが、本当に面白い小説でした!
秀吉夫婦をお持ち帰りしたい位好きです。
あと高所恐怖症の利家が可愛い。やきもちやきのおねねさま可愛い。姉御肌なまつさま可愛い。尾張訛り可愛い。総じてみんな可愛い。
おなじみの塀や草履、薪奉行のエピソードの描かれ方も良かった・・・。それを尾張訛りのまつさまがお話しするから素敵さ倍増です。
秀吉の後半生、豊臣政権後半はどうしても暗くならざるを得ないのですが、秀吉死後のおねねさまがどうなっていったのか、この方の文体で読んでみたかったです。

それと!はんべの出番が多くてはんべファン的にも美味しかった・・・!
はんべとねねの出会いシーンは必見かと。美形のはんべに頬染めて照れるねねは可愛いわ、秀吉に織田軍につくように説得されても「信長あんまり好きじゃないから入りたくないんだよね・・・」と駄々をこねるはんべは可愛いわ「これなんてハーレム?」と思いながら読んでました。はんべに褒められてご機嫌になるねねさまとかmoeですよね!


秀吉とねね、両家の家族とのつながり、双方の家族に対する複雑な思いを主軸に置いている作品だと思います。そのあたりに興味があると読んでて更に面白くなるかもしれません!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 豊臣家関連
感想投稿日 : 2012年2月6日
読了日 : 2011年1月3日
本棚登録日 : 2011年1月3日

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