私の「漱石」と「龍之介」 (ちくま文庫 う 12-1)

著者 :
  • 筑摩書房 (1993年8月24日発売)
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本棚登録 : 293
感想 : 29
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年賀に来るお客に同じ顔をしているといらいらするので、自分のほうからお客に日割りで日を指定し、その日以外に来てはいけないと通告、都合のわるい者は翌年来い、と。いいね、この方法。

しかし結局都合のわるい者は1人しかおらず、何日もぶっ続けに同じ顔をすることに。
実に実にヒャッケン先生らしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ブンガクカフェ
感想投稿日 : 2012年4月27日
読了日 : 2012年4月27日
本棚登録日 : 2011年7月24日

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コメント 1件

たたよんさんのコメント
2012/04/30

たなぞうにいたころ、読んだんですけど、ヒャッケン先生の見方っておもしろいですよね。この本を読んで、食わず嫌いだったリュウノスケをちょっと読んでみようと思いました。

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