時系列的には「傾物語 」の後に来るストーリー。
前半は八九寺ちゃんと阿良々木くんとのいつもの
掛け合い漫才が続きます。いつもながらの安定した
コンビネーションながら...なにかが足りない...。
そんな中、突如として唐突に「くらやみ」としか
いいようのない黒い空間が2人を襲う。
ここからは変わって「忍野忍」のパートに移行され、
その「くらやみ」の正体と「忍」の400年前の過去。
まだキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード
として怪異の中の怪異として君臨していた回想シーン。
彼女の今に通じる憎めないキャラは当時から実は
さほど変わりないんですね。
回想をブチ壊すように再度「くらやみ」の
襲撃を受けたる事になるも、その真相と
正体は意外な人物から語られ、なんとも
言えないラストへと繋がっていく...。
鬼の物語でありながら、蝸牛のお話。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内作家な〜
- 感想投稿日 : 2013年2月21日
- 読了日 : 2013年2月21日
- 本棚登録日 : 2013年2月21日
みんなの感想をみる