幸福論(ラッセル) (岩波文庫 青 649-3)

  • 岩波書店 (1991年3月18日発売)
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自分自身の、「人生への価値観」なるものと同じような文章があり、抜粋。
個人的にこれが全てであると思っている。

「多くの事物に興味を持てば持つほど、より多くの幸福の機会をもつことができる。そしてそれだけ運命の慈悲にすがらなくてすむ。なぜなら、好奇心が強く多くの興味の対象を持っている人間は、一つの事物を失っても、別の事物に目を移すことができるからである。あらゆる事物に対し興味を持つには人生は短すぎるが、毎日の生活を満たすに足るほどの多くの興味を持つことは幸福なことである。」

> The more things a man is interested in, the more opportunities of happiness he has, and the less he is at the mercy of fate, since if he loses one thing he can fall back upon another. Life is too short to be interested in everything, but it is good to be interested in as many things as are necessary to fill our days.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年12月26日
読了日 : 2023年6月1日
本棚登録日 : 2023年5月24日

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