秀吉の枷 下 (文春文庫 か 39-5)

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年6月10日発売)
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感想 : 33

信長のようにはならないと決めていた秀吉だが、結局同じような道を辿ってしまったところを哀れに思い、しかしそれが本能寺の変での所業に対する罰のようにも感じられた。
本能寺の変で抱えることとなった心の闇に最期まで苛まれたのは、天網恢恢疎にして漏らさずといったところだろうか。
(これは秀吉の死後の淀に対しても同じことが言えるかもしれない。)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2014年 読了
感想投稿日 : 2014年11月27日
読了日 : 2014年11月27日
本棚登録日 : 2014年11月27日

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