人間失格/グッド・バイ 他一篇 (岩波文庫 緑 90-4)

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  • 岩波書店 (1988年5月16日発売)
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文豪、太宰治を代表する作品は何といってもこの『人間失格』だろう。
「恥の多い生涯を送って来ました。自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです」
の文章からこの物語は始まる。 
大庭葉蔵の手記の形を借りて、太宰は自己の生涯を極限までに作品に昇華させた。なぜ太宰は破滅的な人生を送ってきたのか、なぜ始まりのような文章から始まる物語を紡ぐに至ったのか、彼の眼には一体何が映っていたのかがとても読みやすい文章で事細かに綴られている。

中央館2F : 図書 913.6//D49
OPAC:https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN02188975

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感想投稿日 : 2022年6月2日
本棚登録日 : 2022年6月2日

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