邦訳で全14巻にもわたるプルーストの大長編『失われた時を求めて』の第二巻。主人公の「私」ではなく第一巻でも登場していたスワン氏の恋を描く物語。
プルーストの描く独特な世界観や美しい表現を吉川先生の妙訳で味わうことができる。
他の巻もおすすめできる。特に無意志的記憶という今や「プルースト効果」とも呼ばれるようになった現象に着目すると興味深く読むことができる。あなたもふと関係ないことをしているときに昔の記憶がよみがえってきた経験はありませんか?
中央館2F:文庫・新刊コーナー 953 P94 1
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2023年7月19日
- 読了日 : 2023年7月19日
- 本棚登録日 : 2023年7月19日
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