高校の時好きな先生が薦めてたのをずっと覚えていて、いつか読みたいと思いながらようやく手に取った。感動押し付けストーリーか何かだと勝手に認識していたが、もっと早く読むべきだった。
生死とは、善悪とは、信仰心とは、という多くの問いを主人公のみずみずしい視点を通して提示してくる。遠藤周作の「沈黙」にも似た読了後の余韻。
おそらく今後の人生、何度か読み返すことになると思う。
久々にこれは、と思える作品に出会った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月28日
- 読了日 : 2020年5月28日
- 本棚登録日 : 2020年5月28日
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