世界で起こっている(起こっていた)信じられないこと。
平和で豊かな日本に住んでいる僕たちが、知らなければいけないことだと思う。
日本の学校教育で「道徳」が教科化されるが、その際にぜひこういった世界の事実を学ぶということにも力を入れてもらいたいと思っている。
子ども向けに書かれているが、現実に取材しただけに、非常にハードな内容を含んでいる。しかし、中学生ぐらいからは、ぜひ本書や類書を読んで、自分たちの周りだけでなく、広く世界に目を向けてもらいたいと思う。
僕はこれを読んで、「これは本当だろうか。今はどうなっているのだろうか」と、調べずにおれなくなった。また、自分でも何かしなければならない、という思いに強くかられた。ユニセフには久しぶりに募金をした。案内があってもここ数年は放っていたのだが。募金はネットからしたが、その際に『トットちゃんとトットちゃんたち』がきっかけであることを記入した。
他の方にも、ぜひ読んでもらいたいと思う。
冒頭と最後は、詩のように短く改行されており、特に読みやすいメッセージとなっている。その部分だけでも、読んでほしい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ・実話
- 感想投稿日 : 2016年10月1日
- 読了日 : 2016年10月1日
- 本棚登録日 : 2016年10月1日
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