何を読もうかと山本周五郎賞を辿っていたら、この本が目についた。
最初の2つの話が案外だったが、後半3つの話はまずまず佳かった。
いずれもありがちな人情噺だが巧みな運びでそれぞれ印象深い話になったのは流石なところ。
ただ、どれも短い話なので、心の襞というか機微の変化がせかせかしているところがあって、些かの喰い足りなさは残った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2020年読んだ本
- 感想投稿日 : 2020年9月12日
- 読了日 : 2020年9月11日
- 本棚登録日 : 2020年9月12日
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