社交界デビューの話がおもしろかった。そういう女の子っぽい話と、ファシズムが迫ってくる社会の話や追いつめられていくカーマイケル刑事の話が組み合わさっているところが、不思議な感じ。ヒロインが活躍するラストのほうなんてちょっとファンタジーめいた感じすらした。魅力的だと思うけど。以下ちょっとネタバレかも。(ずっと下に書きます)。ラストが意外にあっけないと思ったのはわたしだけ??どんどん状況は悪くなっていって、これはアンハッピーエンドのまま終わるかも、と思ったりしたので。女王に訴えるだけですべて解決してしまったような。まあ、無事女王に謁見できるかどうかハラハラしたけれども。そしてうまくいって本当によかったと思ったのだけれど。イギリスの女王って本当に愛されてるんだなーとか。
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- 感想投稿日 : 2010年11月15日
- 読了日 : 2010年11月15日
- 本棚登録日 : 2010年11月15日
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