バッキンガムの光芒 (ファージングⅢ) (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2010年8月28日発売)
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本棚登録 : 202
感想 : 23
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社交界デビューの話がおもしろかった。そういう女の子っぽい話と、ファシズムが迫ってくる社会の話や追いつめられていくカーマイケル刑事の話が組み合わさっているところが、不思議な感じ。ヒロインが活躍するラストのほうなんてちょっとファンタジーめいた感じすらした。魅力的だと思うけど。以下ちょっとネタバレかも。(ずっと下に書きます)。ラストが意外にあっけないと思ったのはわたしだけ??どんどん状況は悪くなっていって、これはアンハッピーエンドのまま終わるかも、と思ったりしたので。女王に訴えるだけですべて解決してしまったような。まあ、無事女王に謁見できるかどうかハラハラしたけれども。そしてうまくいって本当によかったと思ったのだけれど。イギリスの女王って本当に愛されてるんだなーとか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年11月15日
読了日 : 2010年11月15日
本棚登録日 : 2010年11月15日

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