いい小説だと思うが予定調和すぎて、後半はなんとも…こじつけ感を感じてしまった。人物描写とかは好き。
ところどころ印象に残る言葉があった。
・平等、てなに。みんな平等だから、て重い水を年寄り自ら運ぶのが平等?
・「可哀想な被害者」と無意識にものを言うこと。被災者らしくない態度にガッカリする傾向。それは施す者が施される者を見下す視線ではないか。そして施す者は施される者に感謝の言葉だけを求める。それが行われず、逆に批判を浴びたらすごいことになる。被災者ではなく、普通の人間が生活している。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年3月24日
- 読了日 : 2015年3月24日
- 本棚登録日 : 2015年3月24日
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