幸せなはずなのに、ひとりぼっち
日本にやってきたハリウッドスターと
フォトグラファーの旦那についてきた女性
たまたま同じホテルにとまった二人が出会い
東京という街で心を交わしていくそれは
淡い恋心にも似ている。
別に特別不幸なわけでもなく
どちらかと言えばわりと幸せ
だけれどふとした瞬間に感じる孤独感、空虚感
東京がそれを余計に煽り加速させていく
外国人から見た東京という街はこう見えているのか
と、思うと同時に、東京の空の美しさが垣間見える
ネオンや高層ビルの隙間から見える夕焼け
ホテルの窓から見える曇り空
それはそれで美しいものがやはりある。
ホテルの幅のある窓枠に座り込んで
外を眺めるシーンは、個人的になんとも言えないものがあった
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋画
- 感想投稿日 : 2012年6月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年5月29日
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