石井光太作品は「神の棄てた遺体」に続き2作目。通訳を介しているのに、取材対象者の心の機微がここまでわかるのか!?とか、この人の作品のノンフィクション性について色々言われてるようだけど、そんなことどうでもよくなるくらい、あまりにも現実は生々しくて壮絶。消毒したものじゃないと食べれないとか、清潔な布団じゃなきゃ眠れないとか、表紙が折れた本は読めないとか、何かそんなことがちゃんちゃら可笑しく思えてきた。人間って弱いようで凄く強いんだよな…。
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- 感想投稿日 : 2012年11月1日
- 読了日 : 2012年11月1日
- 本棚登録日 : 2012年11月1日
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