「冬の日誌」と対を為す回想録。
あのとき何を感じたのか、という観点で書いてありますが、幼いまたは若い頃な考えたり感じていたことを思い出し、誰かに聞かせるのはなかなか難しいことだったり恥ずかしいことだったりすると思います。ましてや、恋人に送ったラブレターまで持ち出して。
非常に面白く読みましたが、自分はその頃何を感じ、考えていたのか、思い出しながら読んでみると、けっこう浅く薄かったなあ、と今更ながら後悔しきりです…
自分を見つめ直すときに、ぜひ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ポール・オースター
- 感想投稿日 : 2017年9月10日
- 読了日 : 2017年8月31日
- 本棚登録日 : 2017年8月31日
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