寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))

著者 :
  • 文藝春秋 (2002年6月20日発売)
3.83
  • (412)
  • (515)
  • (493)
  • (61)
  • (17)
本棚登録 : 5773
感想 : 507
2

特に「構造主義」なんてものには全く興味がないのですが、
ちょっとしたきっかけでこの本を読む機会を頂いたので、
ナナメ読み。

タイトル通り「寝ながら」読んでみました。
が、そのまま「寝てしまう」くらいの難易度。
決して、歯が立たないってことはないですし、
著者が素人でもちゃんと理解できるように
工夫/努力をしている痕跡は感じましたが、
それでも自分にはちょっと難しかったです。

とは言え、自分なりの発見もありまして、
この手の本は深井龍之介さんが「歴史思考」で語ってる
新しい視点の獲得(自分の常識を疑う心)のことなのかな、
ということです。

※世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4478112274#comment

そういう意味では、哲学も歴史も似通っているのかな。
面白くはなかったですが、気づきはあった本です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年1月18日
読了日 : 2024年1月18日
本棚登録日 : 2024年1月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする