死にたい気持ちまであからさまに書きながら、そこに人を引きずり込まないのは、自分を俯瞰する視点を保ち続けて書いているからだと思う。そんなこと、誰にでもできることじゃなくて、例えば私がこんな状況に陥ったら、自分をあきらめるか、自分を投げ出すか、あるいは自分に酔ってしまうと思う。
知性とか自律とか、そういう心持ちは、生き方の魅力そのものにこんなにもつながるんだなと背筋が伸びる心地がした。
この文章を本にしてくれてありがとうございました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2020年8月19日
- 読了日 : 2020年8月10日
- 本棚登録日 : 2020年8月19日
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