うまく言えませんが、すごい好き。
わっかるわーあと叫びたくなる、このウダウダな高校生活。
時間は結構たっぷりあって、将来は何者になるか見えないからどっか不安で、でも友達とダベってたら元気になれて。
あのころ、に一瞬戻った気がする。
世に描かれるキラキラで胸キュンな青春じゃなくって、自分が過ごしたのはまさにこういう高校時代でしたよ!
主人公のアザミは音楽依存症ってくらいのパンクロックマニア。
小学校とかでは軽くいじめられてたのではないかと思われるくらい不器用な感じがします。
でも、「要するに音楽は恩寵なのだ」っていうくらい、これだけ愛するものがあるのはとても幸せなことだよなあ。
バンド名とか一個もわかりませんでしたが。
あと、「趣味的なものと他者を同時に手に入れられる人と、他者だけの人と、趣味的なものだけの人っていう3種類がいる」っていう一文もなんとなく納得。
それにしてもしょっちゅうお茶して結構おいしそうなもの食ってるんだけど、金よく続くなあ・・・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年6月26日
- 読了日 : 2009年6月13日
- 本棚登録日 : 2012年6月26日
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