前回はスペース・オペラだったが、今回はどたばた喜劇。クールでスマートなラジェンドラまで頭に血がのぼった状態、すなわち、「中枢制御ユニットをハイパードライブしていて、冷却がまにあわないほどの状態」(163ページ)になるほどだから、それはもう恐ろしいくらいのどたばた喜劇…のはずだが、あまり笑えなかったのは残念。「猫じゃらし作戦」、「猫かぶり前哨戦」、「猫いらず大騒動」の3話構成だが、ラテル、アプロ、ラジェンドラに対するインタビューの模様を収録した「解説/特別対談」も作品の一部かも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2017年9月30日
- 読了日 : 2011年7月2日
- 本棚登録日 : 2017年9月30日
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