敵は海賊・猫たちの饗宴 (ハヤカワ文庫 JA 257)

著者 :
  • 早川書房 (1988年1月1日発売)
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前回はスペース・オペラだったが、今回はどたばた喜劇。クールでスマートなラジェンドラまで頭に血がのぼった状態、すなわち、「中枢制御ユニットをハイパードライブしていて、冷却がまにあわないほどの状態」(163ページ)になるほどだから、それはもう恐ろしいくらいのどたばた喜劇…のはずだが、あまり笑えなかったのは残念。「猫じゃらし作戦」、「猫かぶり前哨戦」、「猫いらず大騒動」の3話構成だが、ラテル、アプロ、ラジェンドラに対するインタビューの模様を収録した「解説/特別対談」も作品の一部かも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2017年9月30日
読了日 : 2011年7月2日
本棚登録日 : 2017年9月30日

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