新宗教、新々宗教を切り口にした平成20年史の筈が、一読感じたのが平成奇っ怪事件簿。ドイツ駐在を終えて帰国したのが平成元年であり、韓国に来たのが平成19年だから、私の知る日本の世相と内容がほぼ重なり、とても懐かしく読んだ。日本は仏教を除き外来宗教を殆ど受け入れておらず、キリスト教徒が1%にも満たない国は世界的にも珍しいらしい。某宗教がもはや民族化しているとの指摘には「上手い!」と思わず膝を打つ。最後に一言。気持ちは分るがオウム真理教騒動を巡る筆者へのパッシングに関する弁解、恨み節は別の本でやってほしかった。
平成宗教20年史 >> 読み易いというか、ちょっと読み易過ぎ。宗教と言うより流れるように語られる当時の世相が懐かしい。2012年02月25日
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
宗教
- 感想投稿日 : 2012年3月1日
- 読了日 : 2012年3月1日
- 本棚登録日 : 2012年2月24日
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