音楽の危機-《第九》が歌えなくなった日 (中公新書)

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  • 中央公論新社 (2020年9月18日発売)
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読書会課題本。「今はコロナだからしょうがない」との名目で活動の機会を完全に奪われてしまった音楽家たち。「今はコロナだから」と、仕事と収入を絶たれ、出口の見えない状況の中、精神を病んで自らの命を絶ってしまった俳優や音楽家たち。そもそも劇場やコンサートホールとはどういう場所だったのか?芸能活動の歴史はどういうモノだったか?感染対策をうるさく言われる昨今、音楽活動はどうあるべきか?を論じた本。共感するところ反発を覚えるところが半々という感じだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 猫町
感想投稿日 : 2021年12月27日
読了日 : 2021年12月27日
本棚登録日 : 2021年12月27日

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