エッセイなのかな?・・・と思って手にしたのですが
本の解説には「自伝的実名小説」と。。。
なんじゃそりゃ?と思い読んでみたら、小説仕立ての
やっぱりエッセイでした(笑)
さだまさしという、繊細かつ大胆でユーモアと才能あふれる人物が
どのようにして出来上がったのか、
この本を読むとそのルーツがわかります。
今は亡き、さださんの父について書かれたこの本は
豪快且つ正義感にあふれた男の、
昭和を生き抜いた一代記でもありました。
自分が損をすることにばかり、異常に神経質な今の世の中では
もう決してこういう人物は輩出されないんだろうなぁ。。。
そう思うと、ちょっと淋しかったりもするのでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(男性作家)
- 感想投稿日 : 2016年4月23日
- 読了日 : 2013年1月23日
- 本棚登録日 : 2016年4月23日
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