話題のスケールは大きく、世界の細部への目配せはすごい、と思う。
とはいえ、参考文献が岩波のものばかり、というのが、あまりといえばあまり。
このシリーズは、歴史総合などといいつつ、彼らのフレーミングをインプリントしようとするものではないか、とも見られてしまうだろう。小川はともかく、成田は臭みがありすぎる。歴史の進行に対して、「本当はこうなるはずだったんだ。ああそれなのに、彼らのせいで・・」と言いたがっているのが透けて見えるような気もする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史・文化
- 感想投稿日 : 2022年4月13日
- 読了日 : 2022年4月13日
- 本棚登録日 : 2022年3月22日
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