「蒼穹の昴」から読み継いできた満州シリーズが終わった。
張作霖の爆死を題材に、大日本帝国という国家の揺らめきと中華/満州の歴史との接触を描く。「珍妃の井戸」と同じく歴史的事件を横合いから見る準当事者のレポートと言う体裁を採る。
大陸の地図と地平線ととおい山並みを思わせる。スケールの大きな歴史小説だ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説、詩歌、戯曲
- 感想投稿日 : 2012年6月9日
- 読了日 : 2012年11月18日
- 本棚登録日 : 2012年6月9日
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