三島屋シリーズ四 それぞれの話が重く辛く でも温かく心に染みいる物語だった。「人の世は思うに任せぬ。悲しい悔しい腹が立つ。..でも後ろばかり向いていたら後ずさりで生きる事になっちまう」宮部さんの現代物は同じように重く辛いものが多いけれど 時代物はその辛さのあとに 救いやぬくもりが残って 好ましい。そして やはり日本語 大和言葉は優しく綺麗だと心から思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2017年3月6日
- 読了日 : 2017年3月6日
- 本棚登録日 : 2017年3月6日
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