木村紺という人のマンガは、作品ごとにそのカラーをくるりと変えてしまう。でも、どれを読んでも木村紺だと思う。この人のマンガが大好きです。これからもっと膨らむことも出来た物語を、もっと掘り下げることも出来た愛すべき登場人物たちのこれからと昔をこれ以上知ることが出来ないのは残念だけれど、書き下ろしとなったエピローグのような短編があって、これからこの物語は始まっていく。その始まりまでを7巻という短くはないけれど長くもない時間でしたが、濃密な物語に出会うことが出来て幸せでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
物語
- 感想投稿日 : 2011年11月27日
- 読了日 : 2011年11月27日
- 本棚登録日 : 2011年11月25日
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