スペイン内戦を軸に、既に亡き詩人の過去があばかれ、殺人の謎が明らかになっていく。その過程で、恋愛模様が深まっていく描写が興味深い。『日輪の果て』といいこの作品といい、これはもう、過去ばっかり向いていたゴダードの作風が変化してきたとしか思えない。ゴダードに何が起こったのか。これはとってもミステリー。
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カテゴリ:
小説(海外)
- 感想投稿日 : 2004年12月29日
- 本棚登録日 : 2004年12月29日
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