やかまし村のクリスマス (ポプラせかいの絵本 13)

  • ポプラ社 (2003年11月1日発売)
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本棚登録 : 204
感想 : 19
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_なにもかも きれいで、クリスマスらしいわ。あんまり すてきで、むねが いたくなるほどよ_

やかまし村の3げんだけの家と7人の子どもたち。クリスマスが近づくと、助け合って準備をします。

なにしろ3げんなので、しょうがいりビスケットを焼く日は村じゅうからそのにおいがするし、おじいちゃんはブリッタとアンナのおじいちゃんしかいないから、みんなのおじいちゃん!

まきを集めたり、ツリーを切り出してきて飾ったり、なにもかもがたまらなく楽しそう。
そうして準備が整ったクリスマスイブの、ラッセのこの言葉が抱きしめたいほど可愛い!
_クリスマスプレゼントが まちどおしくて あたまが しらがになってしまいそうだよ_

イブのごちそうやみんなが集ってはしゃぐ姿に、子どもの頃のクリスマスやお正月を思い出す。
いとこや近所の家族との夜更かしに、テンションが高くなりすぎていたあの感じ。楽しそうな大人を見るのも幸せだったな。

わたしの”かわいいもの”のルーツ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2020年12月8日
読了日 : 2018年12月1日
本棚登録日 : 2019年7月15日

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