浜村渚の計算ノート (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2011年6月15日発売)
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「心の教育」が重要視され理数系学科がなくなっていく政策に反旗を翻した有名数学者がテロリストになった!彼の教育に触れた事のあるものは操作されてテロの手先になる可能性があるので、僅かに除外された対象者で彼に挑む。事件は「四色問題」や「円周率」など数学的要素が含まれるので数学の天才中学生渚が協力者として解決に手を貸すんだけど数学以外は普通なのにこと数学になると変態めいてくるのが面白い。好きな物に没頭するのってこうだよね。数学的要素は判りやすく説明されるので事件解決の流れもよく理解できるしちょっと数学好きになれるかもなおまけつきかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2019年6月21日
読了日 : 2019年6月19日
本棚登録日 : 2019年6月21日

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