テレビ番組のスクープの為にヤラセ映像を撮る若者達。日々傍若無人な行動を取っていたある日、一人が刃物で襲われる。映像を撮る事を指示していた長谷見に連絡が入り、ネットや警察よりも先に犯人に迫ろうとするが…。見事に犯人含め登場人物が全員自己中の駄目人間でそれぞれが勝手な思惑で動くので読んでてイライラする。でもそれがまた今時ありそうでネットやメディアが都合の良い部分しか見せない怖さもリアル。最後の仕掛けが歌野さんらしいしテーマに合ってると感じた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2019年3月25日
- 読了日 : 2019年3月25日
- 本棚登録日 : 2019年3月25日
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