ちょっとおかしな、変わった仕事に対する人間模様を描いた作品。題材は悪くないはずなのに、文字数の多い地噺っぽい語り口に疲弊してしまう。合う合わないが非常にはっきりした作家さんだろうなというのが率直な感想である。人物の描写は素晴らしく、このキャラクターはこんな姿だろうなと絵がなくても想像できるので人物観察眼が鋭いのだろう。お仕事の内容の奇妙さが面白いと思うので、そのあたりについてもう少しオチのようなものがあればもっと良かった。
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- 感想投稿日 : 2023年12月7日
- 読了日 : 2023年12月7日
- 本棚登録日 : 2022年4月8日
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