日本語って難しい。
混乱した文、何が言いたいのか意味不明な文、
ブクログで本の感想を書くだけでも今まで散々やらかしてしまっているだろう。
また仕事のシーンでも、
なんどとなく意味不明なメールを送って、
勢いよくエンターキー!
それであとで読み直してみると、何言ってるんだオレ?
ってことがよくある。
文章を書く機会の多い人、特に悪気もなく、悪文を書いてしまう人、
そんなすべての人のために、
悪文とは何かを体系だてて開設した本。。。(開設→解説)
悪文の用例が豊富で、
またこうした日本語解説書にありがちな、
文章の堅苦しさがないため読みやすいと思う。
ただ、この本に書いてあるような日本語の原理原則を色々気にしだすと、
僕はとても頭が痛くなりました。
筆者が最後に述べているように、
「一つの誤りもない代わりにさして魅力もない文章を書くよりは、
少々難はあっても、自分の考えを述べた血の通った文章を人の心に届けたいと思う。
それが悪文であるかどうかは他人がいうことである。」
心持ちはこれくらいのほうが健康的でいいのではないでしょうか?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2011年1月23日
- 読了日 : 2011年1月23日
- 本棚登録日 : 2010年5月6日
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