エンコー探偵・上木らいちの第4作目。
本作は藍川刑事の過去の謎を解き明かすという話。
珍しく普通の本格ミステリーみたいだなーと思いつつ読んでいたが、最後にまんまとやられた。実際にこんなことがあり得るのか!?と考えるよりも、よくもこんな結末を考えるものだと笑ってしまった。
読み終えると、これもあれも必要な要素だったんだなと思えてくる。おふざけな設定と結末だが、緻密な組み立てで成り立っている大真面目な本格ミステリーだ。
ちゃんと次作もあって安心した。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本格ミステリー
- 感想投稿日 : 2019年7月7日
- 読了日 : 2019年7月6日
- 本棚登録日 : 2019年6月28日
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