わたしとトムおじさん

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2009年1月20日発売)
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本棚登録 : 354
感想 : 75
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帆奈と斗六おじさんのはなし。
この舞台になっている明治たてもの村は明治村を想像させる。
あの中に住むっていいなあ、ってまず思った。
ちょっと、世俗から離れている場所で、
世俗に疲れた人がきて、
夢のようなところで。

説明がないので、想像するしかないところがあって、もう少し教えてほしいと思うことがあったり、恭介くんがその後どうなったのかとか、内浦さんがどうしたのかとか、気になるところが多くって、もっと詳しく書いて欲しいところはあるけれど、面白かったし、気持ちも晴れた。

子どもは明るくなるのが仕事、大人は優しくなるのが仕事。
漠然としているけれど、目指す方向なのかなと、
道がわからなくなったら、目指せばいい方向なのかなと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2014年1月12日
読了日 : 2014年1月12日
本棚登録日 : 2014年1月12日

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