稀代の教養人である半藤・出口両氏の対談本。
まず、両氏の尋常ならざる読書量に驚かされる。
そして、自分の不勉強さと無教養を思い知らされる。
主たるテーマは、近現代の日本を、世界史の流れと結びつけて捉えることにある。
両氏の語る内容は、現代(日本)社会の抱える問題点を浮き彫りにする、極めて深いものであるが、それでいて非常に分かりやすい。
とにかく「多く」かつ「深く」読書をしようと思わされた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年8月20日
- 読了日 : 2016年8月20日
- 本棚登録日 : 2016年8月20日
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