映像化して欲しいと思えた本。
昭和の時代を生きた雑誌制作に関わる人たちの物語。
どんどん戦時下に陥ってゆく苦しさと、そこで懸命に生きる人間模様。苦しさの中にも、なんともいえないせつなく優しい気持ちになる本。
伊吹有喜さんは、「犬がいた季節」以来の2冊目。
老人施設にいる主人公ハツ90歳が、昔を思い出すところから始まる。昭和の時代性を感じつつ、戦争のやりきれなさ、大事なことを考えさせられる。
「マチに入る」とか。
言葉に込めて
彼方の友へ 雑誌を作る
ブクログも、なんか似てるな。
彼方の友へ
よかったよ、この本と。
去年から読みたかった本
この年のはじめに読めて、よかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年1月7日
- 読了日 : 2024年1月7日
- 本棚登録日 : 2023年9月16日
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