五つの物語からなる短編集。どの話もじっとりとした悪意が見え隠れする。
ラスト一行の衝撃を売りにしているみたいだけれど、気にしないで読んでしまった。特に驚きもなかったと思う。
三話目の山荘秘聞のラストは自分ではまったく思いつかなかった…。そのラストだと一気に面白味がなくなったような気がする。
全体的にそこまで残忍さはないので、作者が仕込んだ他のミステリー小説のネタなどを楽しむのもいいのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ハ行 小説
- 感想投稿日 : 2011年12月16日
- 読了日 : 2011年12月16日
- 本棚登録日 : 2011年12月16日
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