儚い羊たちの祝宴

著者 :
  • 新潮社 (2008年11月1日発売)
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本棚登録 : 2676
感想 : 484
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五つの物語からなる短編集。どの話もじっとりとした悪意が見え隠れする。
ラスト一行の衝撃を売りにしているみたいだけれど、気にしないで読んでしまった。特に驚きもなかったと思う。
三話目の山荘秘聞のラストは自分ではまったく思いつかなかった…。そのラストだと一気に面白味がなくなったような気がする。
全体的にそこまで残忍さはないので、作者が仕込んだ他のミステリー小説のネタなどを楽しむのもいいのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ハ行 小説
感想投稿日 : 2011年12月16日
読了日 : 2011年12月16日
本棚登録日 : 2011年12月16日

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