サラリーマンは、二度会社を辞める。

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2012年11月1日発売)
3.39
  • (8)
  • (29)
  • (46)
  • (9)
  • (0)
本棚登録 : 270
感想 : 39
5

多くの会社員は長い会社勤めの途中で壁にぶつかる。自分が評価されないことの不満を持ったり、今の仕事に向いていない自分を知ったり、仕事そのものに飽きてしまったりなど。20歳前後で会社に入社すれば、退職まで40年。そんな長い期間で平穏な気持ちを維持し、仕事をこなすなんてことはありえない。ウツとまでは言わないが、会社から心が離れてしまう時期というのは誰もがある。

そのとき、会社員はどんな態度をとるべきか。辞めるか、続けるか。しかし、辞めるでもなく、続けるでもない第3の選択肢だってある。会社を勤めながら、仕事に対する態度や自身を変えてみようというのが、本書の趣旨であり、著者が実際に選んだ道だ。

他人をよろこばせることや、自分が評価されることでモチベーションを保つことが長い会社員生活では大事だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新感覚
感想投稿日 : 2017年12月21日
読了日 : 2018年1月3日
本棚登録日 : 2017年12月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする